自宅ヨガを始めたいけれど「ヨガマットは必要?何を選べばいい?」と迷っていませんか?
本記事では、使わないリスクから厚さ・素材の違い、人気メーカーやおしゃれカラー、コスパ最強のおすすめ10枚まで、初心者でも失敗しない選び方を徹底解説します。
さらに価格帯別の違いもわかるので、予算に合わせてベストな1枚が選べます。クーポン情報も必見です。さっそくチェックしましょう!
ヨガマットは本当に必要?敷くべき理由と代替策
「ヨガは畳やカーペットの上でもできる」と思いがちですが、滑りによるケガやポーズの崩れ、衛生面の不安など、実は見逃せないデメリットがあります。
ここではヨガマットを敷かない場合のリスクと、バスタオルや滑り止めシートなど手軽な代替策、そしてそれでも続けられなかった人のリアルな失敗談まで、具体例を交えて解説します。
- 使わない場合のリスク
- バスタオルで代用可能?
- 床の滑り対策アイデア
- 断念した人の失敗談
使わない場合のリスク
ヨガマットなしでポーズを取ると、汗で床が滑りやすくなり転倒や手首・足首のねんざを招く恐れがあります。特にダウンドッグや戦士のポーズのように体重を片足や手にかける姿勢では、わずかな横滑りでも関節に大きな負荷が集中します。
またフローリング上で骨盤を床につけるポーズは尾骨や腰椎へのダメージが想像以上に大きく、翌日に打撲痛を覚えるケースも少なくありません。さらに床に直接汗が落ちることでカビ・ダニの繁殖を招き、アレルギー発症リスクまで高める点にも注意が必要です。
バスタオルで代用可能?
「まずは家にあるバスタオルで…」というアイデアはコストゼロの魅力がありますが、実践すると厚み不足と生地の寄れが大きな課題になります。タオルは踏み込むたびにシワが寄り、ポーズごとに敷き直すストレスが集中力を削ぎます。
さらに吸水した汗が蒸発しにくく臭いの原因になりがち。厚手のヨガラグを重ねる方法もありますが、結局はラグ+薄手マットの2枚使いが推奨されるため、初心者ほど専用マットを最初から用意した方がコスパは高くなります。
床の滑り対策アイデア
どうしてもマットを買う前に滑りを防ぎたい場合は、百均でも手に入るメッシュ状の滑り止めシートをバスタオルの下に敷く方法があります。材料費は数百円で済み、タオルのずれを5〜6割は軽減できます。
ただしグリップ力は本格マットに遠く及ばず、チャタランガ→アップドッグなど連続動作では結局シートごと滑ることも。ヨガソックス(裏面シリコン付き靴下)も一定の効果がありますが、足裏センサーを鈍らせるためバランス系ポーズの上達が遅れる点を踏まえて選びましょう。
断念した人の失敗談
SNSやレビューを調べると「タオルにホコリが絡んで気持ち悪くなった」「ワイドスタンスのポーズで膝が痛くなり2週間お休みした」などマットなしチャレンジを後悔する声が多数あります。
特に初心者ほどフォームが安定せず、滑りやすい床だとポーズ維持に余計な筋力が必要となり、疲労で継続を断念するケースが顕著です。
逆に1cm前後の厚さで滑りにくいTPEマットに切り替えた途端、「ポーズが決まりヨガが楽しくなった」とモチベーションが回復した体験談も多いため、長く続ける投資と考えて専用マットを選ぶのが結局近道と言えるでしょう。
ヨガマットの種類を徹底解説【厚さ・素材・形状の違い】
ヨガマット選びで迷うのは「厚さ・素材・形状」の3ポイント。ここでは厚み1〜12mmの特徴、代表的な素材(PVC・TPE・NBR)の違い、折りたたみとロール式の使い勝手を網羅し、ライフスタイル別に最適な一枚を見つけるヒントを示します。
- 厚さ1〜12mm早見表
- 素材PVC・TPE・NBR
- 折りたたみおすすめ
- ロールタイプ比較
厚さ1〜12mm早見表
厚さの目安 | 用途・特徴 | メリット | デメリット | 適したユーザー |
---|---|---|---|---|
1〜3mm(薄型) | トラベルヨガ・ホットヨガ | 速乾性・軽量・折りたたみやすい | クッション性が乏しく関節への負担あり | 出張・旅行中にも練習したい人 |
5〜6mm(標準) | オールラウンド(初心者~中級者) | 膝や肘を守りながら安定感もある | 少し重く、折りたたみには不向き | 自宅やスタジオで定期的に練習する人 |
8〜12mm(厚手) | 宅トレ・ストレッチ・ピラティス | クッション性が高く床の硬さを感じにくい | 重量1kg以上で持ち運びに不便 | 自宅でゆったりトレーニングする人 |
折りたたみタイプ | 携帯用・収納省スペース | 小さくたためて通勤通学に便利 | 折り目が沈みやすく安定性に欠ける | ヨガ教室に通う通勤・通学ユーザー |
重さの目安:500g以下 | 携帯性重視の人向け | バッグに収まりやすい、負担にならない | 軽いぶん安定感や厚みに制限あり | 持ち運び重視の初心者や女性 |
このように厚さやタイプごとに得意なシーンが異なるため、ライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。
素材PVC・TPE・NBR
素材 | 特徴 | メリット | デメリット | 向いている人・用途 |
---|---|---|---|---|
PVC | ポリ塩化ビニル | ・価格が安く加工が豊富 ・表面にエンボス加工も可 |
・石油系のにおいが強い ・リサイクル不可 |
・コスト重視の初心者 ・短期的なお試し使用 |
TPE | 熱可塑性エラストマー | ・軽量で無臭 ・リサイクル可能 ・環境に優しい |
・耐久性はやや低め ・強度の高い動きには不向きな場合も |
・初心者全般 ・日常的な軽めのヨガ |
NBR | ニトリルゴム | ・10mm以上の厚みあり ・クッション性が高い |
・重くて伸縮性に欠ける ・滑りやすいことも |
・床が硬い自宅でのストレッチやピラティス |
天然ゴム | ラバー系自然素材 | ・滑りにくくグリップ力◎ ・汗に強い |
・ラテックスアレルギー注意 ・重い・においがある |
・汗をかきやすい人 ・しっかり練習したい中〜上級者 |
コルク混合 | 天然コルク+TPEなど | ・抗菌・防臭性が高い ・サステナブル素材 |
・湿気が多いと滑る ・価格はやや高め |
・自然派志向の人 ・清潔さを重視する人 |
この表を参考に、使うシーンや自身の体質・好みに合わせて最適な素材を選びましょう。
折りたたみおすすめ
項目 | 内容 |
---|---|
形状 | 蛇腹状に折りたたみ可能 |
携帯性の特徴 | リュックやキャリーに<strong>直立収納</strong>できる |
適正サイズ | 展開時:180×60cm以上が目安 |
厚さの目安 | 3〜5mm(携帯性とクッション性のバランス) |
重量の目安 | 800g以下なら通勤・通学でも負担少なめ |
段差の感じにくさ | <strong>溝が浅いタイプ</strong>はポーズ中に違和感が少ない |
素材の推奨 | <strong>TPE素材</strong>は折り目割れに強く耐久性◎ |
おすすめポイント | ・長期旅行でも破損しにくい ・専用ケース付きなら電車移動もスムーズ |
この表を使えば、持ち運びに特化したヨガマットを選ぶ際の基準が一目でわかります。
ロールタイプ比較
項目 | 内容 |
---|---|
形状 | 巻いて収納する一般的なタイプ |
素材ごとの特性 | - PVC・天然ゴム:巻き癖がつきにくく、広げたときにすぐフラットになる - EVA・NBR:厚みがあるため端が浮きやすく、スタジオでは<strong>テープ固定</strong>が有効 |
安定性のポイント | 高密度芯構造のマットは<strong>立位ポーズで沈みにくく安定感◎</strong> |
硬さ対策 | 膝立ちポーズなどでは硬さを感じやすいため、<strong>上にラグを重ねる</strong>と快適 |
持ち運び | <strong>収納バンド</strong>や<strong>ショルダーストラップ</strong>付きなら持ち運びが便利 |
この表を参考にすれば、ロールタイプの選び方や使用時の注意点がひと目で理解できます。用途や練習スタイルに合わせて、巻き癖や硬さなどの特性もチェックして選びましょう。
ヨガマットのメリット・デメリットを知ろう
専用マットはグリップ力・クッション性・衛生面で大きな利点がありますが、素材選びやメンテナンスを誤ると逆効果になることも。ここでは「滑り止め性能」「衝撃吸収と安定性」「手入れと臭い」「寿命と買替え時期」の4視点で、実際に起こりやすい落とし穴を交えながら解説します。
滑り止め効果を検証
PVCやTPEは表面のエンボス加工が汗を吸いにくく、高温多湿の日本でもグリップ力が長持ちします。一方、表面がツルツルの低価格マットは汗で膜ができると一気に滑りやすくなり、ダウンドッグで手が前にずれる危険も。
天然ゴムは乾いた状態で最強のグリップを誇りますが、皮脂やハンドクリームの油分が付着すると性能が落ちるため、使用後は早めに拭き取りが必須。滑り止めの維持には「使用前後に水+中性洗剤を霧吹き」「月1回の丸洗い」が鉄則で、メンテを怠るとメリットが一転して転倒リスクとなります。
- 滑り止め効果を検証
- クッション性と安定性
- 手入れ方法と臭い対策
- 劣化と買替タイミング
クッション性と安定性
厚さ | 特徴・用途 | メリット | デメリット | 向いている人・シーン |
---|---|---|---|---|
3mm以下(薄型) | 軽量・携帯性◎ | ・持ち運びに便利 ・収納しやすい |
・クッション性が低い ・関節に負担がかかる |
・出張や旅行先でのヨガ ・短時間の練習 |
5〜6mm(標準) | 万能タイプ | ・膝や腰を保護 ・立位でも安定 |
・人によってはやや薄いと感じる | ・初心者〜中級者 ・日常的に自宅やスタジオで使用 |
8mm以上(厚手) | クッション性重視 | ・床の硬さを感じにくい ・関節にやさしい |
・沈み込みが大きくバランスが取りにくい | ・ピラティスやストレッチ中心の人 ・関節が弱い人 |
補足ポイント
-
NBR・EVA素材:主に8mm以上で使用され、柔らかく衝撃吸収力に優れるが、パワーヨガなど動きのある練習にはやや不向き。
-
フォームや安定性を重視するなら:厚さだけでなく素材とのバランスも重要。
-
体格や練習内容に応じた厚み選びがフォーム維持と関節保護のカギ。
このように、自分の体や目的に合った厚みを選ぶことがヨガを快適に長く続ける秘訣です。
手入れ方法と臭い対策
クラス終わりにアルコールティッシュでサッと拭くだけでは菌の温床になりがち。週1で中性洗剤をぬるま湯に溶かし、柔らかいスポンジで優しく押し洗いすると臭いの元となる皮脂や汗を一掃できます。
天然ゴムは日光で劣化するため陰干しが基本、逆にPVCは紫外線の消臭効果を適度に利用するほうが長持ち。重曹スプレーは手軽ですが濃度が高いと表面が粉っぽく滑るので注意。
乾燥が不十分だとカビが発生するため、丸めずに2時間以上完全乾燥させるのがトラブル回避のコツです。
劣化と買替タイミング
表面のロゴが擦れて消え始めたらグリップ層が薄くなったサイン。さらに指跡が深く残ったり、中央の発泡層が潰れて硬く感じるようになったら寿命は目前です。
週3回使用でPVCは1〜2年、TPEは2〜3年、天然ゴムは適切な手入れで3年以上が目安。滑りや異臭が改善しない・クッション復元に10秒以上かかる場合は安全面を優先して買替えましょう。廃棄時は自治体の「燃えるゴミ」区分が一般的ですが、リサイクルプログラムを実施するブランドに送れば環境負荷も最小限に抑えられます。
初心者でも失敗しないヨガマットの選び方
ヨガマットは「厚さ・素材・価格・デザイン」の4軸を押さえると迷いません。ここではビギナーが特に悩みがちなポイントを用途別に整理し、最適な1枚を効率よく選ぶコツを解説します。
- 用途別厚さの選び方
- 素材とグリップ性能
- コスパで選ぶ基準
- おしゃれ色の選定法
用途別厚さの選び方
自宅フローリングでリラックス系ヨガを中心に行うなら、膝や肘を守れる6mm前後が万能厚さ。汗が多いホットヨガやスタジオ通いで持ち運び重視なら3〜4mmの薄型が人気です。
ピラティスや筋トレも併用するなら衝撃吸収が高い8〜10mmのNBRやEVAが◎。逆にバランス系・立位中心のフローヨガでは厚過ぎると安定性が損なわれるため注意。
厚み選び=「関節保護」と「グラつき抑制」のトレードオフと覚え、運動強度と床環境で決めると失敗しにくくなります。
素材とグリップ性能
安価で手に入りやすいPVCは摩耗に強くお手入れも簡単ですが、石油臭が苦手な人も。軽量・無臭で環境配慮のTPEはビギナーおすすめ素材No.1。
汗をかくほどグリップが効く天然ゴムは上級者に人気ですがラテックスアレルギーには注意が必要です。厚めのNBRはクッション性最強だが重さと伸びにくさが難点。
滑り止め性能は「表面加工+手入れ」で大きく変わるため、購入前にレビューで“汗をかいた後”の評価を確認すると失敗率を下げられます。
コスパで選ぶ基準
コスパを測るカギは価格÷耐用年数。週2回使用でPVCは約18〜24か月、TPEは24〜36か月が平均寿命。5,000円のTPEなら1回あたり約70円で長く使える計算です。
さらに保証期間・付属ケース・洗えるかもコスパに直結。折りたたみタイプは携帯性で付加価値が高く、ジム通いが続く人なら多少高くても元が取れやすいです。Amazonタイムセールや楽天スーパーSALEで「30%OFF+ポイント10倍」時を狙えば、実質コストを大幅に圧縮できるのでチェックしておきましょう。
おしゃれ色の選定法
色はモチベーションを左右するだけでなく、汚れの目立ちやすさにも直結。ダークグレー・ネイビーは汗染みが目立たずクールな印象でメンズにも人気。
インスタ映えを狙うならくすみパステルがトレンドで部屋のインテリアにも合わせやすいです。暖色系(コーラル・サンセット)は気分を上げたい朝ヨガ派に、寒色系(ティール・ラベンダー)はリラックス重視の夜ヨガ派に好まれる傾向。
人気ブランドの限定カラーやコラボ柄は早期完売するので、発売日を事前チェックして“かわいい”1枚を逃さないようにしましょう。
下記の記事ではプロも愛用しているヨガマットについて詳しく書いてあるので参考にしてみてください。 ヨガマット選びに迷っている方必見!この記事では、プロのヨガインストラクターも愛用する信頼のブランドから、環境に優しいエコ素材を使用したもの、さらには高級感あふれるハイブランドのヨガマットまで、幅広くご ... 続きを見る
【プロも愛用】ヨガマットブランドの選び方とおすすめ商品10選紹介
人気メーカー&トレンドカラーはこれ!
「結局どのブランドなら失敗しない? 流行色は何を選べば飽きない?」――そんな疑問に応えるため、ここでは定番から最新トレンドまで一気にチェックします。
まずは信頼できるおすすめブランドTOP5で方向性をつかみ、続いて価格帯や保証内容のメーカー比較で納得感を深めましょう。さらに今季人気のカラーランキングと“かわいい柄”マットの実例を押さえれば、スタジオでもオンラインでも目を引く一枚が見つかります。
- おすすめブランドTOP5
- おすすめメーカー比較
- おすすめ色トップ5
- かわいい柄マット紹介
おすすめブランドTOP5
世界的人気を誇るLululemonは天然ゴムベースの「Reversible Mat 5mm」で汗をかいても滑りにくい点が高評価。プロ講師御用達のMandukaは「PROシリーズ」の耐久性が10年以上と圧倒的で保証も◎。
日本スタジオで定番のヨガワークスは厚さ6mmでも軽量設計、初心者でも扱いやすい価格が魅力です。サステナブル志向ならprAnaのリサイクルマット、アウトドア派にはGaiamのPVCフリーデザインが支持率急上昇。
いずれも公式ストアで洗剤やケースのセット販売があるため、スターターキットとして選ぶとコスパが高まります。
おすすめメーカー比較
メーカー | 価格帯 | 特徴 | 保証期間 | 重量の目安 | リサイクル対応 | 向いている人 |
---|---|---|---|---|---|---|
Manduka | 約¥10,000〜 | 高密度・耐久性抜群。6mm厚でもへたりにくい | 長期保証あり | 約1.9kg | ×(一部回収あり) | 長く1枚を使いたい本格派 |
Lululemon | 約¥8,000前後 | 表裏でグリップ差あり。シーンに応じて使い分け可 | 製品保証あり | 約1.3kg | × | 滑り止めにこだわる中級者 |
ヨガワークス | 約¥4,000台 | 国産・カラバリ豊富・6mmで軽量設計 | 30日保証など | 約1.0kg | × | コスパ重視の初心者や通い派 |
Gaiam | 約¥3,000台 | おしゃれ柄多め。軽量で初心者に人気 | 製品により異なる | 約1.2kg | × | デザイン重視・2枚目検討者 |
prAna | 約¥8,000前後 | 環境配慮素材。リサイクル回収プログラムあり | 製品保証あり | 約1.1kg | ◎(回収制度あり) | サステナブル志向の中級者以上 |
比較のポイント
-
長持ち重視なら:Manduka(耐久性+保証)
-
使い分け派には:Lululemon(表裏機能)
-
コスパ&色重視なら:ヨガワークス・Gaiam
-
環境配慮を重視するなら:prAna(回収制度あり)
この比較表を活用すれば、価格だけでなく自分の価値観や用途に合ったブランド選びがしやすくなります。
おすすめ色トップ5
2025年春夏の人気カラーは落ち着いたニュアンス系が中心。
順位 | カラー名 | 特徴・おすすめポイント |
---|---|---|
第1位 | セージグリーン | 植物を思わせる落ち着きカラー。癒やし効果があり、リラックス系ヨガに最適。 |
第2位 | サンドベージュ | 肌なじみがよく、インテリアにも自然に溶け込む。ナチュラル志向の人に人気。 |
第3位 | ミッドナイトネイビー | 夜ヨガ向きの深みカラー。集中力を高めたい人におすすめ。 |
第4位 | ダスティピンク | くすみ系ピンクで写真映え◎。かわいさと上品さを両立した絶妙カラー。 |
第5位 | ラベンダーグレー | 涼しげで透明感のある色味。夏や汗ばむシーズンにぴったり。 |
暗めの床なら明度コントラストを意識してライトトーン、白基調の部屋ならネイビーやグリーンで引き締めると空間が一気に垢抜けます。汚れが気になる人はベージュ系でもマーブル柄を選ぶとシミが目立ちにくいのでおすすめです。
かわいい柄マット紹介
「無地じゃ物足りない」という人に人気なのがボタニカルや幾何学パターン。Gaiamの「Chakra Print」は7色チャクラをモチーフにしたグラデーションがSNSで映えると評判。
Lululemonの限定版「Tie-Dye Collection」は1枚ごとに柄の出方が違い、世界で一つだけの個性を楽しめます。ヨガワークスの「Mandala Series」は落ち着きあるチャコールベースに細かな曼荼羅がプリントされ、スタジオの照明でも派手すぎず上品。
柄物を選ぶコツは“ポーズの線を邪魔しない配置”と“汗染みが目立ちにくい色使い”。これを押さえれば、かわいさと実用性を両立したマットでモチベーションが長続きします。
価格帯別に比較【機能・耐久性・コスパの違い】
ヨガマットは「安い=悪い、高い=良い」とは一概に言えません。価格帯ごとに厚さ・素材・保証年数など重視されるスペックが変わるため、ライフスタイルに合ったゾーンを把握することが最短ルートです。
以下では3つの価格帯を例に、実際に得られるメリットと妥協点を整理し、最後に数値化したコスパ指数で“総合1位”を導き出します。
- 〜¥2000安いモデル
- ¥2000〜¥5000中間モデル
- ¥5000超ハイエンドモデル
- コスパ指数で再評価
〜¥2,000安いモデル
2,000円以下のエントリー層はPVC素材・厚さ4〜6mmが主流で、Amazonやホームセンターで気軽に手に入ります。表面エンボスで滑り止め加工は最低限施されていますが、連続使用2年目あたりから圧縮ヘタリが目立ちやすく、表皮がポロポロ剥がれる報告も多数。
とはいえ「週1・30分の軽いストレッチ」「とりあえずヨガを体験したい」という初心者には十分な耐久性。軽量で丸めやすいため家族で使い回すサブマットにも便利です。水拭きだけでも清潔を保てるので、ランニングコストはほぼゼロで済みます。
¥2,000〜¥5,000中間モデル
このレンジはTPEやEVAを採用した6〜8mm厚が急増し、グリップ力とクッション性のバランスが飛躍的に向上します。重量1kg未満の折りたたみタイプや肩掛けストラップ付きなど携帯性でも優秀。
耐久テストでは表面摩耗が3年目まで抑えられるケースが多く、コスパ派なら最有力ゾーン。デザイン面ではニュアンスカラーやマーブル柄など“おしゃれ”を楽しめるモデルが豊富で、SNS映えも狙えます。
さらに30日〜1年保証が付くメーカーが多く、初期不良リスクを最小化できるのも魅力です。
¥5,000超ハイエンドモデル
5,000円超えになると天然ゴム・PUコーティングなどプロ仕様の素材が登場。汗をかくほどグリップが増す独自表面加工や、10年以上使える高密度コアが特徴です。
重さは1.5kg前後と持ち運びがややネックですが、ホームスタジオや毎日練習するユーザーには“買い替え不要”級の耐久性。ブランド保証もリミテッドライフタイムが主流で、表面剥離や反り返りを無償交換してくれるケースも。
カーボンニュートラルやリサイクルプログラムなど環境配慮の付加価値も得られるため、長期視点では実質コストが抑えられます。
コスパ指数で再評価
コスパ指数=「価格 ÷ 推定耐用回数」で比較すると、安価モデル:約10円/回(週2×1年)、中間モデル:約6円/回(週3×3年)、ハイエンド:約4円/回(週4×10年)という結果に。
初期投資こそ大きいハイエンド品が、使用頻度が高いほど回数単価で最も有利になる計算です。一方、週1未満でたまに使う程度なら中間モデルが最良バランス。結論として「使用頻度×寿命」で見た実質コストを把握し、自分の練習ペースに最も近いゾーンを選ぶことが“失敗しない買い物”への近道です。
ヨガマットのおすすめ商品10選を紹介
ここでは「価格・厚さ・素材・持ち運びやすさ・デザイン」の5軸で評価した10枚を厳選しました。ビギナーから上級者まで用途別にベストバイを網羅しているので、気になるタイプをチェックして自分の練習スタイルに最適な1枚を見つけてください。
1. Lululemon The Reversible Mat 5mm|汗を味方に付けるプロ仕様
まずは定番のルルレモン。表面はポリウレタン、裏面は天然ゴムで「乾いた手でも汗をかいても滑らない」二面性が魅力です。5mm厚で膝をしっかり保護しつつ重量1.3kgとスタジオ持参も苦にならないバランス。抗菌加工で汗の臭いもつきにくく、使用後は濡れタオルでひと拭きするだけの簡単メンテ。やや高価ですが週3以上の練習なら1回あたりのコストは数十円に収まり、長期的に見ればハイコスパです。
2. Manduka PRO 6mm|“一生モノ”と称される耐久モデル
世界中のインストラクターが愛用するマンジュカPROは、高密度PVCコアで10年以上使ってもヘタリにくいのが最大の武器。6mm厚ながら沈み込みが少ないため、立位バランスでも足裏感覚が損なわれません。100%ラテックスフリーでアレルギー体質にも配慮され、メーカーのリミテッドライフタイム保証付き。重量1.9kgと重めですが“据え置き前提”でホームスタジオを整えたい人には最高の投資といえます。
3. Manduka eKO SuperLite 1.5mm|旅行・出張に折りたためる相棒
同じマンジュカでもeKO SuperLiteは旅行専用モデル。天然ゴムを極薄1.5mmに加工しており、蛇腹に折ればA4ノートほどのサイズでスーツケースの隙間に収納可能。重さはわずか1kg未満。ホテルのカーペットや芝生の上など、即席の練習環境でも十分なグリップを発揮します。クッション性は控えめなので、膝が弱い人はタオルを下に敷くと快適に使えます。
4. YogaWorks ヨガマット 6mm|コスパとカラバリ重視の国産定番
ヨガワークスは日本スタジオのレンタル用として採用率が高く、耐久テスト済みのPVCを採用しつつ価格4,000円台と手頃。6mm厚でクッション性が高く女性の細い肘や膝を守ります。ニュアンス系からビビッドまで20色以上のカラバリがあり、部屋の雰囲気やウェアに合わせて選ぶ楽しみも。ショルダーストラップ付きセットを選べば持ち運びもラクラクです。
5. Gaiam Premium Print 6mm|映えるデザインで練習の気分が上がる
ボタニカルやマンダラ柄が特徴のガイアム・プリントシリーズは“写真映え”を狙う人に最適。PVCながらフタル酸フリーで環境負荷を軽減。6mm厚でも軽量1.2kgのため、スタジオ持参派に人気です。表面には細かいテクスチャが施され、汗をかいてもグリップが落ちにくい仕様。3,000円台で購入できるため、気に入った柄があれば即決しても後悔しにくいモデルです。
6. prAna E.C.O. Yoga Mat 4mm|エコ素材×軽量で女性に人気
プラナのE.C.O.はTPEをベースにリサイクル可能な素材を使用し、製造過程で有害溶剤をカット。厚さ4mm・重量900gとカバンに入れても負担にならず、通勤ヨガにぴったりです。UV耐性のある表面加工で屋外ヨガでも色あせしにくい点も高評価。やや薄めですが、TPE特有の弾力が関節への衝撃を和らげてくれるため快適に練習できます。
7. BalanceFrom GoYoga All-Purpose 13mm|極厚クッションで関節を守る
「とにかく膝が痛い」人に支持されるのがバランスフォームの13mm超極厚モデル。NBRフォームが体重をしっかり受け止め、ストレッチやピラティスにも最適。厚みの割に重量1.1kgと軽く、付属ストラップで持ち運べます。グリップは強めではないため、パワーヨガよりもリラクゼーション系や産前産後ヨガにおすすめ。3,000円前後という価格も魅力で、サブマットとして常備する人も多い一枚です。
8.Feetlu 厚手ヨガマット ストラップ付き 2/5インチ (10mm) |初心者に優しい価格と機能
リーズナブルで品質も妥協したくない人におすすめ。10mm厚でクッション性を確保しながら、重量1.3kg。両面に異なるテクスチャを採用しており、畳やカーペットなど設置場所を選ばず滑りにくいのがポイント。Amazonレビューでも「初めての一枚に最適」と評価が高く、5000円ほどで手に入るお手頃価格です。
9. Amazon Basics TPE エクササイズマット 10mm|コスパ最強の厚手モデル
アマゾンベーシックが展開する10mmマットは、TPE素材で軽量ながら高い反発性を持ち、筋トレやHIITでも沈み込み過ぎません。ショルダーストラップ付きで収納時は直径約18cmとコンパクト。価格は常時3,000円前後と安定しており、プライムセール時にはさらに値下がるため狙い目です。カラーはチャコール・ティールなど5色展開で男女問わず選びやすいのも嬉しいポイント。
10. Jade Harmony Pro 5mm|滑りにくさと環境配慮を両立
天然ゴム100%のジェイドハーモニーは、乾いた手でも汗をかいた手でもグリップ力が抜群。5mm厚で関節を保護しつつ、天然素材特有の弾力でバランス系ポーズも安定します。売上の一部を植林活動に寄付するサステナブルな取り組みも支持される理由。ラテックス独特の匂いは使用とともに薄れ、温水でサッと流すだけで清潔を保てます。価格は1万円前後ですが「滑らない安心感」に投資したい中・上級者におすすめです。
まとめ
ヨガの心地よさを最大限に引き出す鍵は、自分にフィットするマット選びにあります。本記事では「そもそも必要か?」という疑問から、厚さ・素材・価格帯別の比較、そして最新トレンドやおすすめ10選まで網羅してきました。
ポイントは――①関節を守る厚さ、②汗でも滑らない素材、③練習頻度に見合うコスパ、そして④続けたくなるデザインをバランスよく押さえること。迷ったらまずは「用途×予算」で価格帯別の表を確認し、気になるブランドをチェックしてみてください。
ほんの一枚の違いでポーズの安定感もモチベーションも劇的に変わります。お気に入りのマットが決まったら、今日から敷いて深呼吸――あなたのヨガ時間が、もっと自由で、もっと楽しいものになりますように。